大区画水田圃場に整備 (2019年)

近年、農業者の高齢化・後継者不足で年々農業者が減少傾向にあります。10年後には農業者が1/3まで

減少すると予測される中、現状の30アールの圃場管理が難しくなり、農地を維持していくには、

1人あたりの経営規模を拡大することが求められます。

大区画水田圃場に整備することで、農業機械の作業効率があがり、これに伴い労働生産性が向上します。

 

圃場7枚を整備し210アールへ

●機械作業と経営の効率化による省力・低コスト稲作を目指して、大区画水田圃場への整備が各地で推奨され、

将来の水田農業を支える土地基盤の整備として期待されています。

●大規模農業者が水田農業の中核となるためには、面積が大きいだけではなく、省力・低コスト稲作を

実現できるよう、質的にも高い大区画水田圃場を備えていなければならない。

●大区画水田圃場のための栽培技術や作業機械の研究・開発も進められる中、技術者の指導のもと

大区画水田圃場にて乾田直播を実施しました。

畦畔除去作業

バックホウを使い畦畔除去を行い1枚の大圃場へ

耕起作業

スタブルカルチを使い粗耕起

 ・有機物は土壌との粗混和で微生物が活性し腐植が促進される

 ・太陽熱と風で土壌の乾燥を促す

 ・硬盤層(不透水層)に亀裂を入れたり、固結した心土を破砕することで

  下層土は膨軟になり、透・排水性がより向上する

パワーハローを使い耕起

 

均平作業

レーザーレベラーを使い均平な圃場へ

 ・レーザ装置の自動制御により、高低差±2.5㎝の精度で水平均平を行うことができる

 

鎮圧作業

ケンブリッジローラーを使い乾田直播に最適な圃場の硬さへと鎮圧する

播種作業

グレーンドリルを使い乾いた圃場に忌避剤を塗布した種子を播く

 ・RKTの自動操舵システムを活用し、誤差1.5㎝の等間隔で播くことができる

 

播種と同時にケンブリッジローラーで鎮圧

 

今後は…

2020年は大区画水田圃場を増やし、乾田直播での稲作を進めていく予定です。

今年は技術者の指導のもと、様々な技術や知識を得ながら、移植圃場・モリブデンによる直播圃場での

稲作も行っています。管理の仕方が違う中、試行錯誤の日々です。

 

少しでも早く技術を確立させ【儲かる農業】を実現し、得た技術を伝えていくことで、

農業者の減少に歯止めをかけ、日本の農業を発展させていきたいと考えております。